フィリピン留学1ヶ月で効果はでる?経験者にきいてみた

フィリピン留学1ヶ月効果

フィリピン留学を検討しているけど、

「時間とお金がないから、できるだけ短期で効果を出したい。」

「かといって、実際1ヶ月で効果がでるのか分からないし不安…。」

と思っている人は多いのではないでしょうか?

本記事ではこのような悩みを解決するために、フィリピン留学1ヶ月の実際の効果から、効果を最大化する方法まで、経験者にきいてみました。

結論から言うと、フィリピン留学1ヶ月で、リーディング力以外には大きな効果が期待できます。

では、早速経験者に詳細をきいてみましょう!

フィリピン留学1ヶ月の実際の効果は?

今回はフィリピンの語学学校で1ヶ月留学していた、おがき君に話を聞いてみました。

おがきくん01

おがき君
・留学時:大学生

・TOEIC470→640点(170点アップ

・留学先:PALETTE SCHOOL

フィリピン留学1ヶ月でスピーキング力に効果は?

以前は、外国の方と話す機会があっても単語レベルでしか話すことができず、会話することが億劫になっていました。

例えば、

“What do you wanna eat for dinner?”という質問をされて、

“Japanese food!!”としか答えられなかったのが、

“I’d like to eat Japanese food”といったように文章で話せるようになりました。

留学後は英語で文章を作って会話をすることができ、外国の方とも気兼ねなく日常会話はできるようになりました。

なぜ文章で話せるようになりましたか?

おがきくん

ボキャブラリーや使える表現をひたすら覚えたことが主な理由だと思いますが、

先生が常に

“Please speak with a complete sentence!”

「完全文で話してください!」

と意識づけてくれたことも大きかったと思います。

フィリピン留学1ヶ月でリスニング力に効果は?

おがきくん

留学前後でリスニング力は上がったと思います。実際、TOEICのリスニングの点数も100点以上あがりました。

ただ、フィリピン人の先生はクリアにゆっくり発音してくれるので、授業外で聞くネイティブ独特の発音やリズム感についていけないときもありました。

したがって、フィリピン留学1ヶ月で日常会話に必要なレベルのリスニング力は身につきますが、

ネイティブのように速くてスラングまじりの英語を完璧に聞きとれるようになるには短いと思います。

なぜリスニング力がついたと思いますか?

おがきくん

理由は2つあると思います。

1.知っているボキャブラリーや表現が増えたこと

そもそもボキャブラリーや表現を知らないと聞き取れても、理解できないと思います。

なので、その基礎を固めることを怠っているとリスニングは伸びないと思います。

授業外でも、身につける意識を持った方がいいと思います。

2.英語しか話さない環境に身をおいたこと。

英語しか話さない環境に身を置き、英語独特のリズム感やスピードに慣れることで、聞き取りが楽になったと思います。

おがきこうた3

フィリピン留学1ヶ月でリーディング力に効果は?

おがきくん

留学先では、主にスピーキングとリスニングを学んでいました。なぜならリーディングとライティングは日本でも学習することが容易だからです。

そのため、リーディングについては留学前後ではそこまで伸びていないと思います。

フィリピン留学1ヶ月でライティング力に効果は?

おがきくん

リーディングと同じく、メインで学んでいた訳ではありませんでしたが、スピーキングの際、自分の頭で文章を作成するので、必然的にライティング力も求められます。

そのため、スピーキングを学ぶ過程でライティングも学べ、留学前後で伸びていると思います。

フィリピン留学1ヶ月効果まとめスピーキング
単語で話していた状態から、文章で話せるようになる。

リスニング
ネイティブの会話を詳細に聞き取れるようにはならない。しかし、リスニングの基礎は身につく。

リーディング
スピーキングとリスニングにフォーカスして勉強しているので、そこまで上がらない。

ライティング
スピーキングで英語をアウトプットする機会が多いので、同じアウトプットであるライティングも必然的にあがる。

1ヶ月のフィリピン留学の効果を最大化させるには?

1ヶ月でTOEIC170点アップさせたおがき君に、フィリピン留学の効果を最大化させるためのコツを聞いてみました。

フィリピン留学前はどんな勉強をしていましたか?

おがきくん

通学の時に英単語を見たり、移動中は英語に耳を慣らすためにリスニングしたりしていました。

留学中にはできるだけスピーキングに集中したかったので、最低限の文法や単語、リスニングの練習はしていきました。

フィリピン留学中はどのような勉強をしていましたか?

おがきくん

授業は50分で、主に以下の3つの内容で進みました。

  • 発音矯正授業
  • テキストを事前に読んで、その内容について先生とディスカッション
  • お題について5分ディスカッション×10テーマ

特にこの中でも、発音の授業に注力しました。

理由は2つあります。

1.発音できる音は聞き取れる音につながり、リスニングが向上すると先生に指導してもらったため。

2.自分の発音が相手に伝わるようにするため。

「聞き取る」と「伝える」の両方が必要な会話において発音は重要であると思ったため、意識して授業数を増やしてもらっていました。

また、フィリピン人の先生の発音はネイティブレベルで、アメリカ発音を身につけるにはぴったりだったと思います。

授業外での効果的な勉強法は?

おがきくん

フィリピン留学のメリットはやはり、24時間英語を使える環境があるということです。日本ではどうしてもインプットするばかりなってしまいます。

そのため留学先では、アウトプットをたくさんしようと、授業以外の時間も積極的に教師や学校の地元に住んでいる方と話していました。

このように日本語で話す機会を減らし、英語しか話さない環境を作り出すように意識していました。

おがきくん04

どうやって授業外地元の人と繋がっていましたか?

おがきくん

地元の人との距離が近い学校を選ぶように意識していました。

例えば、地元でのアクティビティーがあるところや、先生との距離が近い学校を中心に探していました。

どういう人はフィリピン留学1ヶ月でのびないと思いますか?

おがきくん

受け身になっている人。

授業をただ受けて、宿題をしているだけでは、英語は伸びません。

自分からこういう授業がしたいとリクエストしたり、新しく覚えた単語や表現を授業外でも使ったりしないと英語は伸びません。

本当に英語を伸ばしたい人は、受け身じゃなくて、能動的に英語を学んでいく必要があると思います。

フィリピン留学の効果を最大化させる方法

・留学前
– 留学中は会話に特化しスピーキングとリスニングを伸ばすために、最低限の単語や文法は勉強しておく。

・留学中

-会話の基礎を築くために、発音を集中的にやるのがおすすめ!

– 日本語を話す機会をできるだけ減らし、英語しか喋らない環境に自分を追い込む。

– 受け身にならず、授業を自分なりにカスタマイズしたり、覚えた単語や表現をできるだけ早く使うようしたりする。

フィリピン留学は人によっておすすめ期間が違う!

ここまで1ヶ月の効果をまとめてきましたが、人によっておすすめ期間が異なります。

以下、留学期間として選択されるケースが多い2ヶ月、3ヶ月と半年の効果を、経験者にインタビューした記事ものせておくので、ぜひ参考にしてください。

・フィリピン留学2ヶ月の効果

(日常会話よりも難しい議論ができるようにになりたい人にオススメ!)

フィリピン留学3ヶ月の効果

(TOEIC730を確実に越えたい人にオススメ!)

フィリピン留学半年の効果

(1から英語を勉強したい人にオススメ!)

自分に合った期間を適切に見極めるために、上記のような体験記事をたくさん読んでみてください。

おがきくんの留学体験記もぜひ読んでみてください。

以上、フィリピン留学1ヶ月の効果でした。