「就活途中でやっぱり休学したくなったけど、もう手遅れ?」
「4年になってから休学はさすがに遅すぎ?」
このように、休学する時期について悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そんな方たちに「4年後期からの休学ってすごく有意義」ということを伝えるために、この記事を書きました。
休学のメリット・就活・復学後の生活について私の実体験ベースで紹介するので、参考程度に読んでいただければ幸いです。
【自己紹介】
私は大学1年〜4年まで部活に所属しており、部活引退後の大学4年後期から1年半、休学していました。かなりイレギュラーな時期・期間です。
私の大学の場合は休学を半年区切りでしか申請できなかったので、大学4年の後期が始まる2016年10月から休学を開始しました。
そしてその後1月から半年間アメリカ、残りの半年間はフィリピンで、留学やインターンをして過ごしました。
5年生の2017年末に帰国し、就活を本格的に始めたのは2018年の1月下旬ごろ。
普通に就活を進めて復学後の6月に内定を頂き、来年の3月に卒業予定です。
時期 が遅くても休学をオススメする理由
大学4年の後期からの休学を考えている人の中には、以下のような人がいると思います。
・今就活をしているけど、やりたいことが見えずに、一度自分を見つめ直したいと思っている
・部活やサークルなど「今しかできない、やりたいこと」があるけど、学生のうちに留学や海外インターンにも行きたい
このような場合、周りに同じ境遇の人が少ないために不安を感じて、休学を諦めてしまいがちですが、休学中の活動は、今後の人生を大きく変え得るものなので、もし今何かやりたいことがあるなら、妥協せずに休学してほしいと思います。
そもそも私が海外に行こうと思った理由は、卒業後に自分のしたいことが分からず、「お金を稼ぐこと」以外に就職する意味を見つけられなかったからです。
そこで、もうちょっと自分の興味ある分野を深く見てみよう、と考え始めました。
結果的に、休学期間中の留学やインターンを通して、自分をじっくりと見つめ直すことができ、将来の方向性をある程度は定めることができました。
また、自己紹介でも少し書きましたが、私は大学で部活をしていて、途中で休部や退部をしたくなかったので、引退後の休学を選びました。
卒業間際から休学する人は周りに全くいなかったので不安でしたが、「別に焦って社会人になる必要はない」という友人のアドバイスもあり、将来のために時間をたっぷり使おうと思いました。
復学した今でも、あのとき休学を決めて本当によかったと実感しています。
何かを選んで何かを捨てるのではなく、やりたいことは少し無理してでも全て経験して、より充実した大学生活にすることをオススメします。
休学する 時期 が遅いと就活に悪影響?
4年生の途中からの休学を考えている人にはいろんな不安要素があると思いますが、そのうちの1つに「就活への影響」が挙げられます。
例えば4年後期から1年間休学した場合、2年遅れて就活をすることになります。
人事が求めるフレッシュな「新卒」というものから、かけ離れている気がして、就活で「ネガティブな印象を持たれるかも」と考えてしまう人もいると思います。
特に、一度は就活をしたけどうまくいかず休学を決めた人は「1回目の就活に失敗した人」と思われ、ネガティブな印象に繋がりそうな気がしますよね。
結果を先に言うと、私の場合は就活への悪影響は何もありませんでした。
履歴書を見て、「大学6年も通ってるけど、学校大好きなの?」とか「2年遅れて卒業で不安はないの?」と面接官から聞かれることはありましたが、部活を引退してから海外に行っていたことを正直に伝えると、悪い印象は持たれませんでした。
むしろ休学の 時期 や期間よりも、休学の理由や休学中の活動を重視されていたと思います。
大学1年生で休学しても、4年生で休学しても、結局その休学があなたにとってどんな意味があったのか、という部分を聞かれることが多いと思います。
このような休学が就活に与える影響は、こちらの記事にも詳しく書いてあるので、ぜひ読んでみてください。
筆者自身が、休学前と休学後にどちらも就活を経験しているのでとてもリアルな情報ばかりです!
関連記事:休学の理由はこれで大丈夫! 就活への影響と大学申請のコツ
休学からの復学!その後の生活も充実!
休学すると、当然ですが他の同期よりも卒業や、就職が遅くなります。
特に、4年から休学すると、復学する頃には同期はみんな卒業していなくなっています。
「復学後はぼっちで、やることが無い・・」とブルーな気分になっている方に朗報です。
遅い 時期 から休学しても、復学後の生活はとても充実します。
なぜかと言うと、休学中に友達が増えるし、休学中に学んだことを生かして復学後に新たな活動ができるからです。
私の場合は、
①海外にいる間にまた新たな友達が増えたこと
②大学院に進んだ友達と一緒に卒業できること
③部活の後輩がいること
などの様々な理由から、「休学したせいで復学後ぼっち」という状況は免れています。
特に①に関しては私の場合、海外に行って日本人とも外国人とも、かなり人間関係が広がりました。
いろんな人と出会ううちに、初めての人と話すことのおもしろさを改めて実感して、どんどん友達が増えていきました。
あとは内定者同期もできて、その中には私と同じ2年遅れの子もいるし、もっと歳上の人もいるし、意外と社会に出るとそんな人ザラなんだなーと感じます。
休学前の私の不安は、余計な心配だったようです!
また、復学後の大学生活は、休学中の活動を振り返って、特に興味を持ったことにさらに取り組んでみる期間でもあると思います。
例えば、語学留学を通して英語力が上がった人は外国人観光客向けのツアーガイドや、英会話教室のアシスタントなど、英語を活かした活動をしてみるのもいいかもしれません。
Webマーケティングを学んだ人は、自分のブログを始めてみるのもいいと思います。
こんな風に、休学したことで復学後も活動の選択肢が増えるので、やることがなくて手持ち無沙汰になることは、まずありません。
復学後の生活の様子についてはこちらの記事にもまとめられているので、併せて読んでみてください。
関連記事:休学体験談】 経験者が語る「復学後の学校生活」のリアルとは?
まとめ
いかがでしたか?
色々と書いてきましたが、ただ1つ伝えたいのは「私は休学したことですごく大学生活が充実した」ということです。
部活も経験して、留学と海外インターンも経験できて、就活とか以前に、自分の将来にとって意味ある時間を過ごせたと心の底から思います。
記事の内容を簡単にまとめると
・学生のうちにやりたいことは全部やりきる
・なんとなく就活せずに、将来の自分の姿をしっかり描く
・ちゃんと理由があれば、遅れて就活しても問題ない
・休学中の活動次第では新しい友達がたくさんできるので復学後さみしくない
こんな感じです。
「休学してやりたいことがあるけど、4年になってからでは手遅れかも・・」と迷っている方は、ぜひ休学してください。
この記事を読んだ方の休学への不安が少しでも軽減されていたら幸いです。