日本で暮らしている限りは聞き覚えのないフィリピンペソ。
その分ひとたびフィリピンへ行くとなれば、俄然気になるフィリピンペソ。
そんな謎のベールに包まれたフィリピンペソについて、知っておくと便利なことを5つご紹介します!
1.円に換算して考える方法
2018年12月時点で、1ペソ≒2.25円です。
※最新レートはYahoo!ファイナンス「ペソ・円」でご確認ください。
簡単な話、フィリピンの値段にこの数字をかけると日本円になるってわけです。
100ペソなら?……そう!100×2.25=225円
280ペソなら?……イエス!280×2.25=630円
簡単ですね!
「いちいち頭の中で小数点第二位まで計算するなんてめんどくさーい!」というめんどくさがり屋さんは、
「2倍して気持ち増やしたら日本円」ってことにすると良いかもしれません。
例えば、、
40ペソ → 40×2=80 →ちょい足しで90円
650ペソ → 650×2=1,300 →ちょい足しで1,500円
これでだいたいの計算がすぐにできますね(笑)
おそらく、この少し増やすことに慣れてくると、どのくらい増やせばいいかはおのずとわかってきます!
2.種類
ペソ通貨にはこんなに種類があります。
紙幣が1,000・500・200・100・50・20ペソの6種類。
硬貨は10・5・1ペソ の3種類と、SENTIMOというさらに細かいのが数種類です。
タイプ別に分けてみましょう。
ほぼ出会わないタイプ
・紙幣:200ペソ
・硬貨:SENTIMOたち
→会ったらレアです。良いことがあるでしょう。
持っておきたくないタイプ
・貨幣:1000, 500 ペソ
でかすぎます。小さなお店だと「おつりないんだけど?」「おつり用意すんの面倒なんだけど?」と言われことがザラにありとっても不便。
大型ショッピングセンターやホテルなどで崩しておきましょう。コンビニでも大体崩せます。
便利だからめっちゃ持っておきたいタイプ
・貨幣:100・50・20 ペソ
・硬貨:10・5・1 ペソ
このくらい崩れてればまず困りません。便利です。
特にトライシケル、ジープニーや電車、タクシーなどのあらゆる交通機関では細かいお金が必須です。
例えばタクシーだと、お釣りがあっても「おつりないよ」と言ってくることも多く、ちょうど払えるくらいに小銭があるとイライラせずに済みます。
フィリピンにきたらこのレベルまでペソを崩すことを最大限意識して頑張ってください。
※ジープニーとはフィリピンの大衆バスです。8ペソとかですんごい安く乗れる優れものです。
3.レートの変動と将来性
簡単にいうと、「1ペソあたり何円か」、これを為替レートというのですが、常に変動してます。
2013年頃だったら、1ペソ=2円でした。
現在は、1ペソ=2.25円ですね。
ちょっとこえるくらいです。じゃあ、今後は?
この考えに関しては、詳しく経済と為替のお話をする必要があるんですけど、そこに紙幅を割く余裕はないので、他の人に任せましょう笑
4.どこに入れておくのがいいの?
お伝えしたように、フィリピンペソはいかに細かくできるかの勝負です。
自然と札の数、硬貨の数はかなり増えます。邪魔です。でも、必要です。
そんなときに役に立つのが分散して入れる方法です。
20ペソや5ペソは膨らまない程度にポケットに入れておきましょう。現地人スタイルですね。
ぽっけに入らなかった100・50・20ペソを手持ちの財布にいれます。
そして、崩し損ねた1000・500は、普段持ち歩かずにしまっておきましょう。
いかがでしたでしょうか。
若干、貧乏旅行者視点で書かれていることは否めませんが、参考になったなら幸いです!
※編集部注
2016年よりフィリピンペソの旧紙幣が使用できなくなりましたので、お気をつけ下さい。(コインは大丈夫です)
以下が旧紙幣です。