こんにちは、西村知晃です。
今日は、クリスマスですね。
なのに、相変わらず、フィリピンは気温が高いです。
いつまで経っても、暑いクリスマスには違和感があります。
しかし、それだけではありません。とにかく、フィリピンのクリスマスは、熱いのです。
そこで、今回の記事では、「クリスマスをフィリピンで過ごすなら知っておきたい心構え3つ」をご紹介します。
この時期、フィリピンで何が起こっているのか。
日本で冬のクリスマスを過ごされている皆様に、常夏のフィリピンからお届けします。
■クリスマスを心待ちにし、なるべく早く準備をすべし。
フィリピンには、”ber season(バーシーズン)”と呼ばれる期間があります。
月の英語表記の語尾に”ber”が付く、
September(9月)、October(10月)、November(11月)、December(12月)を、総称したものです。
これが意味するところは、9月からクリスマス気分になろうということです。
3ヶ月以上前から、クリスマスが待ちきれずに、ウズウズしていまうフィリピン人。
カウントダウンが始まったり、クリスマスツリーが出現したり、イルミネーションが始まります。
国民の多くがキリスト教徒(宗派は様々)であり、イベントが大好きな国民性を持っていることが、クリスマスへの意識を高めているのでしょう。
逆に、クリスマスに対しての意識が低いと、人間性を疑われるので、ご用心下さい。
クリスマスへの意識高い系を装い、「めっちゃ楽しみだよねー!」と歩調を合わせましょう。
■クリスマスが過ぎるまでは、我慢すべし。
師走と呼ばれている時期、日本社会では、せわしない雰囲気が漂いますよね。
しかし、フィリピンでは、真逆の現象が起こります。
クリスマスが近づいてくると、極端に仕事のペースが落ち込みます。
「こっちは、クリスマスのことで頭がいっぱいなんだよ!」
「どーせ、もうすぐ今年終わるんだから、来年でいいじゃーん。今年のことは忘れましょう。」
そんな雰囲気がフィリピン社会を包み込んでいます。
日本人としては、「頼むから年内になんとかしてくれ!」となりますが、どうにもなりません。
時の流れに身を任せ、クリスマスが過ぎるのを、そっと見守ることしかできないのです。
逆に、クリスマスなのに、仕事を急かすと、人間関係が崩壊するので、ご用心下さい。
クリスマスへの理解を示し、「クリスマス終わったらね!」と歩調を合わせましょう。
■クリスマスは、家に引きこもるべし。
皆さん、クリスマスは誰と過ごしたいでしょうか?
恐らく、彼氏彼女と過ごしたい。というのが、日本での一般的な願望ではないしょうか。
しかし、フィリピンでは、クリスマスは家族と過ごす日です。
親戚を含め、血縁関係のある人達が、クリスマスのプレゼントや、豪華な食事を心待ちにしている状況です。
また、フィリピンでは、家族の繋がりの強さが、日本の比ではありません。家族が1番。家族が大事。
そして、クリスマスくらい、みんなで楽しく祝いたい。
はい、治安が悪化します。
クリスマスだからと街に出て行くと、犯罪に巻き込まれるかもしれないので、ご用心下さい。
クリスマスのことは忘れて、家に引きこもりましょう。
いかがだったでしょうか、フィリピンのクリスマス事情。
そうですよね、絶対に来たくないですよね。僕も、この時期のフィリピンはお勧めできません。
それでは、良いクリスマスをお過ごし下さいませ。