皆さんこんにちは、フィリピンの語学学校でインターンをしている鍋嶋です。
今回は、
僕が実際にフィリピンに暮らしてみてわかった、フィリピン人の意外な国民性についてご紹介します。
日本人の常識が世界の常識だと勘違いしたまま、海外に飛び出すと、痛い目に合います。。
自分にとって当たり前のことを相手にとっても当たり前だと思っていると、現地の人と衝突してしまう可能性もあります。それでは、せっかくの留学や旅行を心から楽しむことができません。
フィリピン人の国民性や習慣を知ること、それはフィリピン人と楽しくコミュニケーションをとるための第一歩です。
もちろん、今回ご紹介するのはあくまでも僕が感じた5つの例です。日本人もフィリピン人も、他の国の人たちも「○○人は〜〜〜だ!」と簡単にひとくくりにできるわけではありません。
そのことを念頭におきつつ、フィリピン人の5つの意外な国民性を見ていきましょう!
1. 基本的にルーズ
フィリピンには、ゆる〜い国民性の人が多いです。
代表的なのは「フィリピンタイム」と呼ばれる時間のルーズさですが、他にもゆるい面があります。
食事や買い物に出かけた時、お店の従業員がお客を無視して、スマホをいじっていたり、従業員同士でお喋りしていることは日常茶飯事です。
また、お会計に関しても、計算が合っていないこともしばしば。
このようなところに、フィリピン人のマイペースでゆるい国民性が垣間見えます。
なんでも、テキパキこなすことを教えられている日本人からすると、ちょっと羨ましく見える時もあります。
ある意味日本人にとっては、時間や堅苦しいルールに縛られず生活することも良い経験かもしれません。
2. お金が大好き
フィリピンでは、お金で問題を解決してしまう場面がよく見られます。
例えば、何か交通違反を犯しても、お金で済ますことができるし、受験などもお金でどうにかなるようです。これは、政治の世界にも浸透していて、政治とカネの話は、社会問題化しています。
個人においても、フィリピン人は月二回ある給料日のテンションが異常に高いです。
給料日にATMが長蛇の列になることは、恒例の光景です。
3. プライドが高い
フィリピン人はプライドがエベレストレベル。ものすごく高いのです。
フィリピンで頻繁に耳にするフレーズが、「私のせいじゃない! (タガログで、Hindi ako)」です。
これは、基本的に過保護な家庭が多く、大事に育てられたということが要因の1つ。
自分のプライドを傷つけられると感じたら、猛攻撃してきます。
また、履歴書などで自分をよく見せるために、卒業していない学校の名前を書いたりする事は、こちらではよくあるようです。
4. 人の噂(ゴシップ)が大好き
これは、実際に僕がインターンとして働く語学学校PALETTE SCHOOLの先生に聞いた話で、フィリピンの人は噂が大好きとのこと。
自分の家の状況が、近所中に知れ渡ったたり、職場で知らぬ間に根も葉もない噂が立っていたり。
かなり噂を話すことが好きみたいです。それが原因で近所の仲が悪くなる事も・・・。
大切な事を相談するときは一度考えることも大切です。
5. 働き者
PALETTE SCHOOLの先生たち含めフィリピンの人たちは働き者です。
そして、ある一人の先生の話では
、従兄弟は工場で1日12時間も働いているとの事。
しかも、夫婦で同じ仕事をしていて、子供に会えるのは夜中になってしまうとか。
上記にもあるように、家族のために必死に働いている人が多くいるのです。
日本人も働き過ぎのイメーシがありますが、フィリピンは、より過酷な環境での働き者が多いようです。ブラックどころではありませんね。賃金と労働時間が釣り合っていないのがフィリピンの課題です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、フィリピンの意外な国民性について書かせていただきました。
ここに書いてある事が全てではなく、また全てのフィリピン人に当てはまるわけでもありません。
ぜひ、留学先、旅先で、フィリピンの人達と仲良くなり、面白い・素敵な国民性を発見してみてください!
その国の国民性や人・文化について知る事は、まさしく相互理解につながる事だと思います。
それでは、たくさんの素敵な出会いを見つけてフィリピンを楽しんでください!